
~現場から生まれた科学的アプローチ~
保健室コーチングベーシックコース
感情を受け止めるだけの対応では、
何か足りないと感じているあなたへ・・・
今までのアプローチを忘れてください。
本当に大切なのは、話を聞くことだけではありません。
子どもたちが自分で問題解決の道筋を立てることができるよう、
導くことなのです。
保健室コーチングでは、
脳科学の理論をもとに明確な答えを提示し、
言語、フィジカル(身体)、体感の3つの視点から、
相手を可能性のある存在としてアプローチをします。
ひとりひとりの可能性を引き出し、生きる力を育てる
教育的アプローチをあなたにお伝えします!
言 語
フィジカル(身体)
体 感

保健室コーチング誕生のきっかけは
今までのアプローチに限界を感じたことでした
保健室コーチングの誕生は、私が養護教諭時代、荒れた中学校での生徒たちの対応に「今までのアプローチでは限界がある!」と感じたことに始まります。
「言語」で表現できない子どもたちがやってくる保健室。
なのに、
「どうしてコトバで言わせようとするの?」
「受容と共感だけでは何も変わらない!」
そんな悶々とした時期に出会ったのがNLP心理学でした。
このNLP心理学と脳科学、コーチング理論、カウンセリング理論を実際の教育の現場で実践し検証して生まれたのが
「保健室コーチング」です。
保健室コーチングは、一般的に「コーチング」と呼ばれているものだけでなく、カウンセリング的アプローチや身体的ケアも取り入れた教育的アプローチです。
10分の間に、
「子どもたちの状態を、授業を受けることができる状態に戻す」
「問題を学びのチャンスに変えて、思考変化 行動変化を起こす。」
これらを目的にした教育的手法を学びます。
保健室コーチングは、癒しや心理療法ではなく「生きるチカラ」を育てるアプローチ法です。
保健室コーチングの3つの視点
◆言語 ・・・ 主として言語を使ったコーチング的アプローチ。的確な質問で、子どもたちの思い込みを解除したり、問題解決のための方法を引き出します。
◆フィジカル(身体)・・・心と体の密接な関係を理論的に活用し、体に直接触れて不安や緊張を軽減していきます。
◆体感 ・・・ 子どもたちが取り組みやすい動きのあるワークで、リフレーミングを起こします。短時間でマイナスの感情が「大丈夫」の感覚に変化します。
この3つの視点から、子どもたちが悩みや問題に対して主体的に考え、解決のための道筋を発見し、行動するための具体的な支援を行います。
保健室コーチングを学ぶことにより、支援者自身のコミュニケーション力、交渉力、仕事への自信も高まります。

アクティブラーニングで学ぶ!
最新の学びスタイルをあなたに
ベーシックコースの学びは、アクティブラーニング!
レクチャー、ワーク、グループシェアでお互いに関わりながら、楽しく学びます。
全6回を3ヶ月かけて行われるため、学んだことを現場で実践しシェアをすることで、学びを深めていきます。
手法を現場で実践し、そのフィードバックを次の講でもらうことで、理論と手法と現場実践がつながっていきます。
保健指導でも応用できるたくさんの検証実験は、「理論を実感できる」と多くの受講生に喜ばれています。
心理系のロールプレイにありがちな重苦しさはありません。
とにかく笑いが絶えない楽しい雰囲気でのワークばかりです。
受講生さんからは、
「苦手だったペアワークも こんなに楽しいなら全く苦にならない」
という声を頂いています。

ベーシックコースで学ぶ内容
☑ 脳科学に基づいた「心を動かし、行動化につなぐ言葉の使い方」
☑ スキルが機能するための状態管理法
☑ コーチングシートを使った短時間の継続指導方法
☑ 脳の仕組みを使った体感ワークで短時間に気持ちを立て直す手法
☑ 柔軟な生き方を支援するカードコーチング
☑ 思い込みをはずす脳科学傾聴の方法
☑ 保健室(学級)運営、交渉力、指導力向上のための手法

この講座であなたが得られること
☑ 状態や感情を決定づける内的条件の理解と教育的視点からの問題の把握と支援の手順
☑ 無意識レベルの相互作用を体感するワーク、支援者の状態、想いが引き出す影響と具体的な状態管理法
☑ 不合理な行動を引き起こすプログラムの影響の軽減、解除の方法
☑ 「カウンセリング傾聴」から「脳科学傾聴」へのシフトの方法
☑ 「できない!」「無理!」を「やってみよう」「できるかも」にかえる画期的アプローチ法
☑ 問題をチャンスに変える教育的言語の使い方
☑ 自分自身の「願いの源泉」の明確化
ベーシックコースで学ぶ内容
【第1講 脳科学の理論とアプローチの基本】
①保健室コーチングを支える脳科学理論
人間を理解するための脳の科学を学びます。
人間はどのようにして、苦しみを作っていくのか、能力がありながら発揮できないのはなぜか
自己否定してしまう思考パターンを作り出すものは何か
落ち込みやすい人とそうでない人の違いを脳の科学の視点から
学校現場での事例などを取り上げながら説明します。
あなたの現場のあの子の悩みと脳科学理論が結びつきます。
②支援する側の状態とアプローチの成果の関係性
支援する側が相手をどう扱うかによって、
同じアプローチをしてもその結果に違いが起きる理由を理論で学び、検証実験で実感します。
【第2講 アプローチの実際 その1】
①ラポール形成
脳科学に基づいた信頼関係形成の理論とその具体的な方法を学びます。
これまでのカウンセリング的ラポールの方法に加えて、より深いレベルでの信頼関係形成とともに
相手のタイプに合わせたかかわり方をワーク中心に学びます。
②脳科学傾聴
受容と共感の本来の意味を理解し、共感と同一化の区別をします。
ニュートラルであるための具体的な方法を体感的ワークで学びます。
言語とはいかに不完全で、その人のフィルターによる編集がなされたものであるかを理論と事例で学びます。
それを踏まえたうえで、感情や話のコンテンツではなく、「言語パターン」「思考プロセス」を聴き取り、
独自の確認質問を用いて、正確な情報を引き出す傾聴方法です。
正確な情報を引き出す過程で、相談者本人が自分の「思い込み」に気づくことも多々あります。
アプローチの基本となる傾聴を、ニュートラルな状態で
より大切に 丁寧に行うことができるようになります。
脳科学傾聴の理論をもとに、ワークで練習します。
③コーチングアプローチ
コーチングの基本的な考え方を学び、実際にワークをしながら練習します。
コーチングのペアワークは、前に進む考え方ができるようになるので、表情も明るく、笑顔がはじけます。
保健室コーチングのコーチングアプローチは、
10分間でできること、継続的指導のための資料が手軽に残せることを大切にしていますので
コーチングプロセスが
1枚のシートになっているものがほとんどです。
シートをご自身の現場に合わせて、アレンジしてお使いいただけます
④自己肯定感のためのことばがけ
ニューロロジカルレベルというNLPの概念を、「ほめる」「叱る」「承認」という視点で活用する方法を学びます。
⑤心のアプローチグッズ活用の方法
全国の保健室や教室で大活躍している「心のアプローチグッズ(質問カード、人生の魔法カード、あるあるレンジャー、キャスティングマップ)」の理論と活用方法を学びます。


【第3講 アプローチの実際 その2】
①リフレーミングを起こす体感ワーク
負の感情にどっぷりつかってしまった相談者の状態に変化を起こす体感ワークの理論と方法を学びます。
言語で表現するのが苦手な感覚的な相談者や低年齢の子どもたちには、言語アプローチには限界があります。
体感的なアプローチを取り入れることで、相手の感覚そのものにダイレクトに変化を起こすので、
短時間で変化が起きます。
具体的には、教室に行けないくらい ? つらそうな表情だった子が、わずか5分で平常の状態に戻り教室へ戻る、
勝手に嫌われたと思っていた子がそうではないと気づくなど・・・すでにたくさんの現場事例があります。
②混乱を整理し、真因を探る体感ワーク
相談者の多くは、その悩みを聞くと
問題そのものと原因、また、本当はこうしたいのになどが混ざりあっていることがほとんどです。
この混乱を整理し、さらに本当の問題を引き出すためのワークを学びます。
③「できない」「無理」を「できるかも」に変える体感ワーク
こちらから見ればやればできそうなのに、相談者が勝手に「できない」と思っている場合は多々あります。
こうした相談者の気持ちを「無理!」という状態から
「できるかも」「やってみよう」に変える体感ワークを学びます。
④フィジカルアプローチ
東洋医学、脳科学の視点からの体からのアプローチを学びます。
体を触ることにより、不安を和らげたり、硬くなった心をほぐしていくスキルを学びます。
支援者が体を触って安心を与えるものや、相談者自身が自分でできるものがあります。
受講特典・受講後のフォロー
●講師、メンバーのLINEグループ作成
メンバー同士の実践交流や気づきの交流、講師からのフォローメッセージなどを
LINEグループを使って行います。
●ベーシックコース修了者は、入門講座、速習コースへのアシスタント参加が無料でできます。
この特典の理由は
①保健室コーチングは常に進化しているので、最新の内容に触れていただくため
②アシスタントという客観的な立場をとることで、受講生の時には気づかなかった気づきを
得てもらうため
③客観的立場で人間が変化していく様子を実感していただくため
④他地区のコース修了生と出会うことで、新たなネットワークを築いていただくため
学びは継続し、いろいろな人とかかわることで深まっていきます。
このアシスタント制度は、コース修了生から、絶賛していただいています。
講座詳細
◆日 時 平成30年 1月20.21日 2月24.25日 3月17.18日(すべて土日)
◆会 場 1月:奈良県立橿原(かしはら)公苑本館
〒634-0065橿原市畝傍町530744-22-2462
近鉄「畝傍御陵前」駅(うねびごりょうまえ)
もしくは近鉄「橿原神宮前」駅(かしはらじんぐうまえ)から徒歩約5分
グーグルマップhttps://goo.gl/maps/QJbrnHDVRjy
2月:奈良県社会福祉総合センター
〒634-0061 奈良県橿原市大久保町320番11TEL.0744-29-0111
http://www.narafukushi.com/access
グーグルマップhttps://goo.gl/maps/K3qmX6fUH372
近鉄「畝傍御陵前」(うねびごりょうまえ)駅(東出口)より徒歩 3 分
3月:橿原市内調整中
◆時 間 土曜日 10~18時 日曜日 9時半~17時半
途中休憩あり。
※ランチは1時間15分程度 基本的には近くのレストラン等で外食します。
◆受講料
正規受講料 153,360円(142000円+税)
早期特別割引 10月末日まで 140,400円(130000+税)
早期割引 11月末日まで 147,960円(137000+税)
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基礎2日間、速習2日間、集中3日間修了生 138,240円(128000+税)
再受講 51,840円 (48000+税)
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※正規受講料のみクレジットカード・コンビニ払い可能になりました。
お申込後ご案内します。
割引、修了割引、再受講は振込でお願いします。
■キャンセルポリシー
お申込前に必ずご確認ください。
◎キャンセル料
・講座3日前~当日:受講料の100%
・それ以前のキャンセル:手数料
◆定員 24名
◆講師 ダブル講師でお伝えします!
桑原規歌
(米国NLP協会認定マスタープラクティショナー/元 養護教諭/PX2ファシリテーター/保健室コーチングマスタートレーナー)
毛利恭枝(もうりやすえ)
元養護教諭 多治見わくわくスクール主宰 保健室コーチングトレーナーアソシエイト 一般社団法人全国保健室コーチング連絡協議会理事)
看護師を経て、石川県の高校養護教諭となる。子どもたちの感情に振り回されないニュートラルな対応で
職員・生徒から厚い信頼を受ける。在職中に保健室コーチングに出会い、保健室アドバンスコーチ資格を取得。
結婚後、退職。現在岐阜県多治見市で「たじみわくわくスクール」事業を立ち上げ、主宰として活躍。
現在、(株)ハートマッスルトレーニングジムの協力団体として、2日間速習コースなどを担当。
おだやかな語り口調で受講生の心にすとんとおちるレクチャーとワークが好評
現在、全国各地で講座を行っています。
さらに詳しく知りたいという方は、こちらをご覧ください。